2014年02月

今回背中を今一度考えてもらいました。
背中は・・
肩甲帯
肋骨
背骨
で構成されていてそれぞれが動いていることはもちろん、お互いがスムーズな関係になっていることが大切です。
肩甲帯を丁寧に治療することで・・・
背中の上部や頸部・うでが良くなるケースが多いこと
肋骨を丁寧に治療することで・・・
うでや頸部への負担が減る
横隔膜などが緩んで呼吸が深くなる→自律神経がを整えることができることが体験できました。
背骨を治療することで・・・
これは前回しましたね。
そして、
いつも自分がやっている治療は実はもっといろんなところに影響していた!!!
ってことがものすごく感じられたんではないでしょうか。
このことは、治療の精度をグッとあげるコツです。

患者さんのポテンシャルを最大限に引き出す。
肩引きがまだ痛い!!ってな患者さんにも強くなってくださいね。
次回もよろしくです。

おっと、次回まで少し時間があります。
そこで!!宿題を!!!
今年に入って進めてきている腰痛患者さんのためのアウトラインをまとめてきてください。
様式は何でも構いません。
日々、患者さんへの説明している時にどんなコトを頭に置いてどんな言い方でどんな順序で伝えているのか?
あなたのゴールデンパターンがあると思いますのでそれを紙に起こして行く作業です。
ぶっちゃけ、面倒臭いです 笑
ので、やり方がわからーーーん時は、録音した物を字に起こしてきてください。
結構、いろんな気づきがありますよ。

ではでは。

7/10編。
まだ不安定な時期なのでしっかり大丈夫感を与えることが中心。それをカラダ的もメンタル的にも行っていく。
カラダ的には・・・
全身をチェックして緊張の取れやすいところから変化を出していくことは大切だと思います。そして、しっかり共有する。患者さん本人が何を問題にしているのか?をしっかり把握することもすごく重要です。
痛みが強いときなので、セルフケアも基本的にはしっかり取り組んでもらえる時期です。簡単で効果的なものを1~2つがベストかも。

メンタル的には・・・
しっかりカラダのコトを理解してもらうことで、必要以上に不安にならないようにする。
 痛み=過緊張、だから過緊張がなくなれば痛みがなくなるということ。だから心配しなくてもいいということ。
 これまでの積み重ねがあって初めて痛みとして出てきている。
 それが気に入らないからすぐにどうにかしてくれ~というのは物凄く不自然だし無理があるということ。
 今までカラダをケアすることなく使うだけだったから結果として疲労がたまった時には、
 ケアせざるを得ない状態になっているということ。
 それが辛いのであれば、今からケアする方向に切り替えたほうがいいということ。
(良い状態の時にカラダをケアしていたら、もし、疲労がたまったとしても、ひどい痛みにはならなかったのではないでしょうか)

痛みにフォーカスしがち、どうしたら楽に動けるのか?など捉え方を変える必要がある場合もある。

今回感じた点。
豊浦センセ:H井さんのような方の回復をお手伝いしていると、ついつい痛みに引っ張られて肝心なところがブレちゃいます。ムネタカも経験ありますが、やることは決まっています。そこをキチンと丁寧にお互いで共有するだけです。
弟弟子1号さん:カクノさんやったっけ?(膝が硬くて反対の座骨辺りにキツイ症状がある方)は、もっと動いていない、動かすと痛いところを探していきましょう。「腰痛やったらここちゃうかな?」イメージでとらえ過ぎている感じがしました。で、力加減を最大限に注意していくと上手く行くと思います。

実技は背中でした。
ある程度変化を出せて、自分もそれを感じ取れるもの、を紹介しました。何か気づきがあったならうれしいです。想像を膨らませてどんどん活用ください。

次回もよろしくです。



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